Lucy’s blog

声優の養成所・デザインの専門学校に通っている人が好きなことを書いて収益化を図ろうとする雑記ブログです

【隠されし法則】東京オリンピック新エンブレムの由来【パクリ騒動の真相】

 

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tokyo2020.orgより

こちらはデザイナーである野老 朝雄ところ あさおさんデザインの、

『東京2020オリンピック・パラリンピックの公式エンブレム』です。

 

そういえば、エンブレムの件で大きな騒動がありました。

今回はその点についても触れていきます。

1. 旧エンブレムのパクリ騒動

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http://www.47news.jp/47topics/e/267699.phpより引用

の画像が問題になった【旧東京オリンピック公式エンブレム】です。

 

グラフィックデザイナーの佐野 研二郎さんがデザインしましたこのエンブレム。
こちらのデザインは、総作品数104点の中から見事選出されました。

しかも、このエンブレム候補の参加資格を得るには以下の条件を満たしておく必要があるのです。

応募資格があるのは、東京ADC賞やTDC賞、ONE SHOW DESIGNなど組織委員会が指定した国内外の7つのデザインコンペのうち、2つ以上を受賞しているデザイナー。

出典   2020東京五輪 エンブレムデザインの募集開始

そしての画像が

「パクられた!」

と訴えの声をあげ、世界中から注目の目を浴びたベルギーの劇場『Théâtre de Liège』(リエージュ劇場)ロゴマークです

※正確にはベルギー東部のデザイナーのオリビエ・ドビさんという方が

『驚くほど似ている』と交流サイト・Facebookに投稿したのがきっかけだそうです

nikkei.より一部引用

確かに似てるんですが、佐野さんはTのエンブレムだけでなく、全てのアルファベットもデザインしていましたし。

わざわざベルギーの劇場のロゴをパクるか?

というのが見受けられました。

 

なので僕は、実は佐野さんは白なのではないかと思っています。

2.  公式エンブレムについて

https://tokyo2020.org/assets/img/pages/games/emblem/emblem.jpg

こちらのエンブレムですが実は

『佐野さんのエンブレムの方がデザイン的にはいい』

(佐野さん=パクリ疑惑で炎上した方)

 

という人たちも多くいます

彼らはおそらく

色合いとスタイリッシュな造形で決めたのだと考えられます

 (個人的見解)

言うなれば見た目で決めたのです

 

素人が芸術とデザインを一緒に捉えがちなように

やはり

見た目と感性重視で決めてしまいます

 

“見た目”“感性”

どちらもデザインにとって最も大切なことの1つです

 

ですがそのシンプルなデザインに込められた意味

いわゆる

【concept(コンセプト)】

最も重要なことの1つと言えます

 

佐野さんのデザインも素晴らしいデザイン

日本の平和とオリンピックのことを一身に考えた

【コンセプト】が込められているエンブレムを

デザインされていることが見れば見るほど伝わってきます

 

ですが

野老さんのエンブレムも

負けじ劣らずのコンセプトが込められており

東京2020の公式エンブレムになるにふさわしいデザインだと私は思っています

2-1. 野老 朝雄さん

【Profile】

在住 都道府県:東京都

生年:1969年

職業:アーティスト

最終学歴:東京造形大学卒業、建築専攻

現在の所属:TOKOLO.COM

その他(受賞歴代表作など):

・主な展覧会

2010年 「MOTアニュアル2010:装飾」展(東京都現代美術館/東京)

2010年、2011年 「オープン・スペース 」(ICC/東京)

2014年 「マテリアライジング展Ⅱ」(東京藝術大学美術館陳列館/東京)

2016年 [個と群] 野老朝雄×青森市所蔵作品展(国際芸術センター青森/青森)

・主な作品

2007年 FRP/F town ファサードパターン 建築設計:Atelier Hitoshi Abe(仙台/宮城)

2012年 工学院大学125周年記念総合教育棟 ファサードパターン+サイン計画 建築設計:千葉学建築計画事務所(八王子/東京)

2015年 BAOBAO TOKOLO PATTERN /BAOBAO ISSEY MIYAKE INC (バッグ)

2015年 大名古屋ビルヂング下層部ファサードガラスパターン 建築設計:三菱地所設計(名古屋/愛知)

出典  東京2020エンブレム|東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

 野老さんは東京造形大学出身です。

東京造形大学は日本で5本の指に入るほどハイレベルな美術大学で、東京五美大の1つに謳われています。

 

野老さんの作品の中に、東京2020のエンブレムに似た作品がいくつかあります。

こちらの作品はエンブレムと構図が似てますよね。

今回のエンブレムは、野老さんにしかデザインできなかったというのがわかります。

3. 公式エンブレムのデザインに込められたコンセプト

 ここからは東京2020の公式エンブレムに込められたエンブレムについてまとめます。

3-1. 組市松紋

日本の伝統的な文様である市松模様を使って、日本の特有の文化・風潮を表現しています。

歴史的に世界中で愛され、日本では江戸時代に「市松模様(いちまつもよう)」として広まったチェッカーデザインを、日本の伝統色である藍色で、粋な日本らしさを描いた。
形の異なる3種類の四角形を組み合わせ、国や文化・思想などの違いを示す。違いはあってもそれらを超えてつながり合うデザインに、「多様性と調和」のメッセージを込め、オリンピック・パラリンピックが多様性を認め合い、つながる世界を目指す場であることを表した。 

出典  東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 

3-2. 異なる四角の形に隠された意味

 https://tokyo2020.org/assets/img/pages/games/emblem/emblem.jpg

よく見たらわかると思いますが、このエンブレムは3種類の異なる形でできた四角形を繋げて形を成しています。

 

種類の異なる四角形が繋がりあって形を成すことで、”異なる国・文化・思想“ が繋がり合い

1つの形 = 平和を形成するこ

を意味しているそうです。

そして、同じ種類のピース同士をつなげることで“平等” “大会に向けての精神(スポーツマンシップ)”もこのエンブレムに込めたそうです。

エンブレムに込められた完璧な法則

その① 12角形

 野老さんはパズルを作るのに長けてらっしゃるための、この発想にたどり着きやすかったのかもしれませんね。

 

少なくとも常人には思いつきませんし、気づくのにも限られた人だけです。

 

”気づかないなら気づかなくてもいい“

という感じがしてすごくかっこいいいです。

その② 円の半径

しかも驚くべきことに、エンブレムに使用されている組市松模様の枚数オリンピック・パラリンピック両方共に同じ枚数

 

さらに、デザインとして組み込まれている半円の面積も同じらしいです。

 

この事実を、何も知らずに批判をする方々にも届けばと願っています。

 

もちろん偶然かもしれませんが、偶然にしては出来過ぎてます。

少しでも多くの人がデザインの奥深さ・面白さをわかってもらえたら嬉しいです。